この記事は「グリザイアの果実」の情報を知りたい人にオススメです!
- 自分にもオススメか
- 面白そうか
- 作品の内容(ネタバレ無し)
- 他人の感想を知りたい
「グリザイアの果実」はこんな人にオススメです!
- こんな主人公が好きな人
・常に冷静
・頼りになる/強い
・トークが面白い - 重たいストーリー/コミカルなシーンも楽しみたい人
- 原作をプレイしたいが時間がない
- 主人公が特定のヒロインを選ばない作品が好み
まずは結論だけをお伝えしました。
ここからは、作品の概要や登場人物の紹介、オススメの理由や根拠、感想を紹介していきます。
グリザイアの果実:概要
【ジャンル】学園サスペンス(ミリタリ系) |
【話数】13話 |
【制作】エイトビット |
【放送】2014年 |
【U-NEXT評価】星4.5/5 |
【U-NEXT配信期限】2021年5月1日 |
配信期限は2021年1月時点のものです。正確な情報は公式サイトにてご確認ください。
このアニメ「グリザイアの果実」は、原作であるノベルゲームをアニメ化した作品です。
原作は全三部作(果実・迷宮・楽園)で、かつ、すべてアニメ化されている人気シリーズ。
ですが、第一部にあたる「グリザイアの果実」だけでも、十分に楽しめる内容となっているのでご安心ください。
- グリザイアの果実
- グリザイアの迷宮
- グリザイアの楽園(完結)
- グリザイア:ファントムトリガー(外伝)
「ファントムトリガー」は時系列で言えば完結作である「楽園」の”後”の物語です。
舞台は変わらず、世代交代した主人公たちが活躍します。
この作品も同名のノベルゲームが「エピソード1〜7」まで出ており、エピソード1・2はクラウドファンディングによって劇場アニメ化するほどにファンを集める人気っぷり。
わたしも全作プレイするくらいには好きです。
「楽園」まで制覇されたのなら、ぜひ「見る」or「プレイ」してみてはいかがでしょうか。
「グリザイアの果実」:あらすじ
【あらすじ】
物語は主人公「風見雄二」が警察署で尋問されているシーンから始まる。
平日の真昼から学生服に身の丈ほどもあるバックパックを背負っていたため職質。
刑事の恫喝にも真顔で「職業は学生」と言う雄二の言葉を警察官は信じない。
直後、雄二は「防衛省の特別の機関」から電話がかかり解放される。
彼は迎えにきた転入予定の高校の学園長とともに、これから暮らす全寮制の学園「私立美浜学園」に向かう。
雄二を除き、学生はたったの5人だけ。それも、学年もバラバラの女生徒のみ。
彼女たちは皆、他人は話せない暗い過去を秘めていたーー。
「グリザイアの果実」:登場人物
【風見 雄二:かざみ ゆうじ】
- 主人公:唯一の男子生徒
- 常に冷静沈着
- 知識が豊富。でも常識的感覚はズレている
【榊 由美子:さかき ゆみこ】
- 初対面の相手にはカッターによる襲撃
- サボり魔
- ツン…いや、ヤンデレ
- 大財閥の一人娘
【松嶋 みちる:まつしま みちる】
- 自称ツンデレ
- ポンコツで金髪なツインテール
- 明るくてムダに騒がしい(大好きです)
【小嶺 幸:こみね さち】
- 万能メイド(生徒です)
- 真面目に指示を何でも実現しようとする問題児
- ある意味一番マトモじゃない
【周防 天音:すおう あまね】
- お姉さん兼お母さん的ポジション
- THE おっ○い
- もっとも壮絶な過去を持ってる子
【入巣 蒔菜:いりす まきな】
- 最ロリ
- 舌足らず(のちに最高の口汚さもプラス)
- みちると共に場を盛り上げてくれる子
- シリーズで一番成長する一番カッコいいと思うヒロイン
わたしが「グリザイアの果実」で一番好きなヒロインは「小嶺幸」こと、サッちんです。
この子は真面目なのにブッ飛んでるので、一番笑わせてくれましたし、なによりそのキャラクター性が可愛かったので。
「グリザイアの果実」:オススメの根拠と理由
主人公の特徴
常に冷戦沈着で相手が誰であろうと言葉使いも態度も変えず、その落ち着きっぷりはまるで学生とは思えません。
様々なことに精通しており知識が豊富で頼りになる彼。
それなのに、どこか一般常識的な感覚が欠如しており、その冷静さと独特の感性から放たれるセリフはヒロインたちをポカンとさせ、わたしたちの笑いを誘います。
お風呂のシーンでは鍛え上げられた肉体があらわになり、肌には無数の傷痕が。
その傷が伊達ではないことを証明するかのように、戦闘では少年とは思えない強さを発揮してカッコよさを見せつけてきます。
謎多き主人公は、やはりその存在感も特徴的で、わたしたちを惹きつけます。
このような主人公に魅力を感じるのであれば、ぜひ一度ご覧になってください。
原作をプレイしたいが時間がない
さきほどもお伝えしたとおり、「グリザイアの果実」には原作があります。
もっともストーリーや設定を楽しめるのは原作をプレイすることです。
ですが、原作をプレイし、しかも全ヒロインの重要な過去を知るには結構な時間がかかります。
(最低20時間以上はかかるでしょう)
アニメなら重要なストーリーをほぼ不足なく短時間で網羅できます。
(過程は多少変わりますが)
要点を押さえ、しっかりと面白いので、原作をプレイしたいけど忙しい人でも、アニメ版で十分な内容を短時間で知ることができますよ。
主人公が特定のヒロインを選ばない作品が好み
ノベルゲームが原作のアニメに限らず、下記のような展開が苦手だということはありませんか?
- 複数のヒロインが登場
- 主人公が特定のヒロインと結ばれる
- 他のヒロインが悲しむ
- 自分も悲しいからイヤだ
(特に推しヒロインが悲しむ展開)
ノベルゲームが原作のアニメ化はその性質上、③までの展開が特に多いですよね。
「グリザイアの果実」はそうではありません。
(次回作への展開の都合もありますが)
それでいてストーリーに破綻もないんです。
なので、主人公が特定のヒロインが選ばない作品が好みなら安心して楽しむことができますよ。
グリザイアの果実:感想
わたしは「グリザイアの果実」の原作がノベルゲームとは知らずにアニメをリアルタイムで見ました。
一話の数分で主人公の雄二に対し「あ。こいつタダモノじゃないな」と思い。
さらにその数分後、自分の通う学校の校長へ「どうした、失禁でもしたのか?」と冷静に問う彼の声に、思わず笑いをこぼしたことを今でも覚えています。
3話まではコメディ色が強く、4話からの各ヒロインの過去を掘り下げが始まるまで、こんなにサスペンス色が濃いとは思いませんでしたね。
(不穏さがにじみ出ているシーンはあったものの、笑える要素が多かったので)
とくに10話からの「エンジェリック・ハウル」はかなりの衝撃でした……。
(周防天音の掘り下げです)
全体の流れでいえば、終盤に近づくにつれ話が重くなる展開となっています。
ですが、間違いなく「暗い話だった」という感想だけで終わらない、面白い作品だと断言できるアニメです。
そして運悪くハマったなら、どうぞ全作プレイの「沼」を共に渡りましょう(笑)
まとめ
- こんな主人公が好きな人
・常に冷静
・頼りになる/強い
・トークが面白い - 重たいストーリー/コミカルなシーンも楽しみたい人
- 原作をプレイしたいが時間がない
- 主人公が特定のヒロインを選ばない作品が好み
主人公も、ヒロインも、謎だらけ。
コミカルな会話と重めのサスペンスストーリーが同時に楽しめるのが「グリザイアの果実」。
まだ見たことのない人は、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。