はじめまして。
今日はわたしが大好きなアニメ「Angel Beats!」(以降は「A・B!」と略します)の魅力を言語化するために、面白い3つの理由を紹介します!
それは、
- ギャグ
- シリアス
- アニメソング
わたしは「ギャグ」「シリアス」「アニメソング」要素が高いレベルで構成されている。
そして、3つが上手く噛み合い面白さの相乗効果を生んでいるのだと考えています。
では理由を説明するために、上記の3要素に触れつつ作品の紹介も行って行きます。
この記事を読むメリットは以下の3つです。
- 重大なネタバレ無しで魅力を知ることができる
- 共感でき嬉しくなるor新しい作品の魅力に気づける
- 「Angel Beats!」が見たくなる!
「Angel Beats!」レビュー
あらすじと各種情報
【ジャンル】駆け抜けろ、青春を! |
【話数】13話 |
【制作】P.A.WORKS |
【放送】2010年 |
【U-NEXT評価】星4.5/5 |
【U-NEXT配信期限】2021年3月12日 |
配信期限は2021年1月時点のものです。正確な情報は公式サイトにてご確認ください。
【あらすじ】
「ようこそ! 死んだ世界戦線へ!」
目覚めると、主人公は自分が「音無(おとなし)」という苗字ということ以外の記憶を失い、制服姿で学校の校庭にいた。
そこで出会った少女「中村ゆり」に、この世界が死後の世界であること。
そして、この世界の学園でまともに学生生活を送ると消えてしまうと教えられる。
彼女は消えることを拒み、同じようにこの世界にやってきた少年少女たちをまとめ上げ、「死んだ世界戦線」という組織をつくって「天使」と呼ぶ少女と戦っていた。
音無は、記憶のない誘われるままに組織に加わる。
しかし、あるきっかけで天使の真意を知りーー。
序盤でも言いましたが、この作品は「学園モノ」です。
まともな学生生活の風景なんてほとんどありませんが(笑)
ポイントは
- 死後の世界であること
- まともな学生生活を送ると消えてしまうこと
- 主人公には生前の記憶がないこと
- 「天使」と呼ばれる少女の存在
色がついているのは特に重要なポイント。
ここでは語れませんが、理由はおのずと知ることになります。
面白い理由はレベルの高い3つの要素
では、わたしが考える面白いの理由「ギャグ」「シリアス」「アニメソング」の3点に触れていきます。
ギャグ:世界観を活かした勢いのある笑い
普通の学園モノなら、「人の死=悲しいデキゴト」ですよね?
ですが、この「A・B!」では、「死」を笑いを生む小道具の1つとして利用しています。
それはなぜか?
舞台が「死後の世界」だからです。
グロテスクなわけじゃないですよ(多少の血は出ますが)。
あくまでコミカルに表現されています。だから笑えるんですね。
さらに笑いを加速させるのが「勢い」。
この「勢い」は、「1クール=10話前後」のアニメなので、どんどんストーリーを進行していくため、理由もあるでしょう。
しかし、「勢い」は「テンポの良さ」とも捉えられます。
しっかりとストーリーを進めつつ、ギャグによる笑いの頻度も増え、途切れない笑いを運んでくれるので、結果的に面白いと感じてしまうように設計されているんですよ!
ただ、この勢いは「弱点」にもなっているとわたしは思ってます。
人によってはこの勢いについていけず、「ギャグ」シーンに面白さを見いだせないかもしれません。
「我慢」だけは禁物。
我慢して見るアニメほどつまらない時間はありません。
そのときは素直に「自分には合わなかった」と判断して他の作品を探しましょう!
シリアス:彼らの想い、死の理由、戦う理由に心を動かされる
主人公の音無より以前に死後の世界に来ていたキャラクターたちは、死んだ世界戦線リーダー:中村ゆり(通称ゆりっぺ)のもと、世界から消えてしまわないために戦っています。
でも、「世界から消えたくないから戦う」のは、本音であると同時に建前でもあるんですよね。
なぜなら死の理由こそが、この死後の世界にいる理由にほかならないから。
(残念ながら尺の都合上、全員の「理由」が明かされることはありません)
彼らの「死の理由」「世界から消えたくない理由」「戦う理由」そして、「消える理由」を知ったとき、心が動かされ「A・B!」を見て良かったと思うきっかけの1つとなるはずです。
当然、敵である「天使」にも戦う理由があります。
その理由を主人公が知ったあとの、彼と「天使」の関係の変化と「伏線」や「結末」にぜひ注目してください。
アニメソング:1作品に多くの名アニソンが詰まってる!
極論ですが、アニメはストーリーが好きじゃなくても、好みのキャラがいなくても、音楽(BGMやOP・EDなどのアニメソング)が好きになれれば楽しめます!
「A・B!」は、OP(オープニング)・ED(エンディング)・挿入歌など、アニソン(アニメソング)と呼ばれる曲すべてが気分を盛り上げてくれる素晴らしい曲ばかりです。
挿入歌は、作中で登場するバンドが曲を披露するという形で映像とともに楽しむことができるのも魅力!
【主題歌】
- OPテーマ「My Soul, Your Beats!」
歌 – Lia - EDテーマ「Brave Song」
歌 – 多田葵
【挿入歌】
- 「Crow Song」
歌 – Girls Dead Monster (marina) - 「Alchemy」
歌 – Girls Dead Monster (marina) - 「My Song」
歌 – Girls Dead Monster (marina) - 「Thousand Enemies」
歌 – Girls Dead Monster (LiSA) - 「Shine Days」
歌 – Girls Dead Monster (LiSA) - 「一番の宝物 (Yui ver.)」
歌 – ユイ (LiSA)
主題歌も気分を高め、余韻をもたらしてくれますが、挿入歌もテーマソングとして起用されてもおかしくない魅力を持った曲ばかり!
これらの曲が1作品にギュッと詰まってます!
わたしは特に「My Soul, Your Beats!」と「一番の宝物」は車中で流れたら熱唱するほど好きです!
わたしはアニメのOP等のアニソンを好きになれたら、そのアニメ自体を見始めることをオススメします。
なんといっても、好きになった曲に映像がついているので気分のアガり方が違いますから!
LiSAさんの記念すべきメジャーデビュー作品!
ちなみに、「A・B!」挿入歌は「鬼滅の刃」のテーマソングで脚光を浴びた「LiSA」さんのメジャーデビュー作品と曲でもあります。
2010年の放送時、挿入歌「一番の宝物」で彼女を知り、ファンになった方は多いハズ。
(どんな声があろうと、「鬼滅」きっかけに彼女の歌がさらに多くの人に届くようになったことが、わたしは嬉しいです!)
まとめ
記事の内容をまとめます。
「Angel Beats!」が面白い3つの理由は
- ギャグ:世界観を活かした勢いのある笑い
- シリアス:彼らの想い、戦う理由、死の理由に心を動かされる
- アニメソング:1作品で多くの名アニソンが詰まってる
この3点のレベルが高く、噛み合っているからです。
いずれかが突き抜けているのではなく、どれもが1つの要素だけで戦えるほどのクオリティだからこそ多様なファンを獲得できたのでしょう。
ぜひ一度視聴してみることを自身を持って薦められる作品です!
天使ちゃんマジ天使!