「ファンタジー好き必見!?」もっと流行ってほしい大好きな漫画「とんがり帽子のアトリエ」

あああぁぁぁあああぁぁあっ!
円が上手に描けないよぉおおっ!

……あ、どうもはじめまして。
「鋼の錬金術師」を読んで以来ぶりに漫画に影響されて紙に円を描いているトモシです。

(みんなも1回は錬成陣、描いたよね!…………ねっ!?)

さて、本日は読めば大人も紙に円を描きたくなる!(迷紹介)
そんな魅力を持った私の大好きな漫画をご紹介します!

その名も「とんがり帽子のアトリエ」!!!!

目次

3分で読める! 作品の魅力を「3点」に凝縮してサッとご紹介!

……ダラダラと私が好きな点を垂れ流したら怒りますよね?

ですよねぇ!( ;∀;)
なので、時間の無いアニキ・アネキたちのために、サッと3点で魅力を説明!

  1. 行きたくなる!「作り込まれた世界観」
  2. 描かれる様々な人間模様!「個性豊かなキャラたち」
  3. 想像が捗る!「美しい世界に見え隠れする陰」

※ほぼネタバレなしです。
 作品への興味を掻き立てるぞぉ(*’ω’*)

行きたくなる!「作り込まれた世界観」

吹き出しの「ココ」に「トモシ」と入れたい……

あなたが足を踏み入れるのは「新しい魔法の世界」です。

この作品を読み始めてすぐこの世界の「魔法」の正体を知ることになるのですが

「ツルの恩返し」のお爺さんのように、主人公の少女ココと一緒に「一般人」が知ってはいけない魔法の正体をこっそりと覗き見るシーン。
ブワッ!と鳥肌が立ったのを覚えています。

「これが魔法なんだ!」とココは胸中で驚き、目を輝かせます。

ココ:主人公。
お母さんを救うために特例で一般人から憧れの魔法使い見習いになる。感情豊かで真面目な子。

私も彼女と同じ気持ちでした
(めちゃくちゃワクワクしたんですよっ!)

この世界をもっと知りたい!



まるで「ハリーポッター」の世界に出会ったときのドキドキ!
もうページをめくる手が止まりませんでしたよ!

エキセントリックな「魔法の道具」の数々。

足を運んでみたくなる不可思議な土地や街並み

もっと知りたくなる魔法使いたちの文化

作者さんによって作り込まれた新しい「魔法の世界」を読み進めていけばいくほど

「ストーリー」だけじゃなく「ぜんぶ」を知りたくなります。

そんな素晴しい世界観です!

描かれる様々な人間模様!「個性豊かなキャラたち」

主人公のココは、お母さんの命を救う方法を探す
という暗い理由で憧れた魔法の世界に足を踏み入れます。

しかも知らないところで大きな流れに巻き込まれて、
利用されかけていて、と主人公だけになかなかに波乱な雰囲気なんですよ。

けど、彼女が出会うキャラたちも一筋縄じゃいかない人ばかり。

それと主人公が女の子なので、登場キャラが比較的女の子多め
普段の私なら苦手なシチュエーション。

リチェリット:ココの姉弟子
無口かつ我が道を行く不思議な空気を持つ子。

テティア:ココの姉弟子
天真爛漫風な子。
「ありがとう」と言ってもらうことに強いこだわりを持つ。

(私が大好きなのはリチェリット……の脇にいる超絶可愛い白い生物です!)

それが全く気にならず楽しめるのは、
明るすぎない物語の雰囲気と、彼女たちのクセのおかげだと思います。

この世界に生きる彼らもそれぞれ「何か」を抱えている。
この現実にいる私たちと同じ「人間らしさ」を感じられるのも大きな魅力の1つです。

アガット:ココの姉弟子
優秀でプライドが高いココのルームメイト。
ココへの態度がキツいが、その心は……?

でもやっぱり魔法へのひたむきなココを見ているのが好きですし、
勇気をもらえるんですよ!

あと注目してほしいのは、主人公のココの表情

彼女は本当に感情豊かで、よくコロコロと表情が変わるのが魅力的
読んでいると表情が伝染します(笑)

……伝染するのが笑顔ばかりじゃないのがミソです。

想像が捗る!「正しいはずの世界に見え隠れする陰」

この作品は魔法の世界に憧れる少女が魔法使いになり
爽快な活躍をするだけのシンデレラストーリー……ではありません

キラキラとした魔法の世界には、ときおり仄暗い陰が見え隠れします

それは同じ魔法使いでありながら、
考え方・在り方が違う異質な者たち。

彼らは主人公たち(読者)の前に姿を現しては嘲笑うかのように姿を消します。

時には心に傷痕を残して

その全容はつかめず、目的さえ不明瞭。
けれど知ってしまうと意識せずにはいられない存在感!

つばあり帽の魔法使いたち:
ココたち「つばなし帽子」の魔法使いと敵対する存在。
禁忌の魔法を平然と使う。なぜかココに執着する


この作品の最も好きなところは、主人公が魔法の世界に無知であることで、
彼女が何かを知ったとき、

私たち読者もまた感覚や感情を共有しているかのような
一体感が生まれ、ぐいっと作品に引き込まれる点です。

要約すると、作者の素晴らしい構成(チラリズム)のせいで、
推測というか、想像するという点でも楽しい作品ということですね!
(伝われぇぇぇぇぇっ!)

まとめ

少しでも「とんがり帽子のアトリエ」に興味をもっていただけたでしょうか?

もっと流行ってほしいとは言ったものの、この作品はすでに18カ国で累計200万部を超えている十分なヒット作。

それも今年、米国の権威ある漫画賞「アイズナー賞」の最優秀アジア作品賞を受賞

この「新しい魔法の世界の物語」は
これからさらに愛されていく作品です。

だからこそ、せっかく日本発でグローバルに認知されつつあるこの素敵な作品を日本人にこそもっと知ってほしい!

というのは建前で、
本音は、私が大好きな作品を自分以外の誰かが好きなことは私が嬉しいからです。

この作品の一助となれることを祈って。
では、次の記事でお会いしましょう(^^)/

読んだあなたはきっと紙に「」を描きたくなるでしょう。フフフ。

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