予想外の内容だった樺沢紫苑氏の「インプット大全」

著:樺沢紫苑氏の「学び効率が最大化するインプット大全」のせいで自分の読書に使っていた時間が無意味だったことに気付かされたトモシです。
(ありがとうございました!)

本記事は、良い意味でタイトルに裏をかかれた私が
「インプット大全」の大まかな概要を述べた記事です。

記事の構成は

・私がインプット大全を手に取った理由
・インプット大全を読んで序盤で得た最大の気付き
・結論、インプット大全は単なる勉強法やビジネス本じゃない
・まとめ

となっております。

目次

私がインプット大全を手に取った理由

理由は2つ。

タイトル

自分の能力へのコンプレックス

私は昨年からビジネス書を以前に比べよく読むようになったのですが、もともと多読している娯楽小説と比較すると「覚え」が悪く内容をすぐに忘れてしまうことが多く、自分の「記憶力」への小さな苛立ちが募っていました。

(ええ、言いたいことはわかります。あくまで読む前の私の心境ですので、「やるべきことをやっている」方は、その呆れ顔を納めてください……)

インプット大全の存在はいつも書店で平積みされているため、知っていました。

過去にも勉強法の本や速読本を購入して失敗しているクセに、上記の理由からつい手に取ってしまったんですよね^^;

まあ、今回はその行動は正解だったので、その時の私の気まぐれと偶然に感謝(^ ^)

インプット大全を読んで序盤に得た最大の気付き

「私は記憶力が悪いんじゃない、内容を記憶しようとしてこなかったんだ……」
(もちろん個人差はあると思いますが)

読み始めてすぐに私は自分の今までの読書が間違っていたことに気づきました。

というか、本を読みながら読書という「領域」にすら足を踏みれてなかったのです。

色々と端折って正しいインプットの方法を書くと、

・「読書」とは「読んで」「書く」こと。

インプットしたことは、アウトプットしなければ(できなければ)記憶したことにならない。

言われなくても分かってるよ、と言いたくなる当たり前にも思える言葉。
しかし自分の行動を顧みた時、

「私」→「本を読む」→「終了」→「覚えてない…」→「本:そら覚えんよ」(イマココ)

「私、全然アウトプットしてねぇぇぇぇええええっ!」

学生のようにテストがあるワケでもなく、自分の中に留めておくだけで何もしてない。
そんな私はそもそも内容を記憶に留める努力を怠っていたことに気付かされました。

私がこの本を買った理由は序盤で解決してしまいましたが、
インプット大全の本質はインプットにあらず。

結論、インプット大全は単なる勉強法やビジネス本じゃない

確かにインプット大全を手に取った理由は、自分のコンプレックスのための勉強法やビジネス的な知識を得たいというのが目的でした。

しかし、読み進めて行くうちに覚えた違和感。

「あれ、タイトル、インプット大全だよな……?」

そう、段々とアウトプットから生活、健康へとシフトしていたのです。

私の感覚では全体の構成のうち、「1/3」が「自分の今までの学びに対する意識の気付きを与え、己自身の意志による改善を促している」という内容で

残り「2/3」は、「学ぶためには全ての基盤である自身の精神や肉体の健康が大事、どうすればその基盤を、学びながらかつ、より良いものに出来るのか」を語っているように思えました。

結論、本書は「インプット」も含め、「生き方」にフォーカスしている書籍でした。
(あとがきにも私が感じたような樺沢氏の想いが書かれていました)

ちなみに、全てをインプットに費やしてないなら、一番知りたいインプットに関する内容が薄そうと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

むしろお腹いっぱい。めちゃくちゃ濃かった……
私はアウトプットに慣れていないため、消化して記憶する(身につける)のには時間が掛かりそうです(笑)

まとめ

というわけで、はい、タイトル買いして予想外の内容にボコボコにされました( ^ω^ )
(記憶術的な内容と勝手に思い込んでたから……)

やっぱり自分の弱いところを直視するというのは楽しくないし、できれば見たくないですね(笑)

インプット大全は自分が間違った行動をしていたことや足りないことをすごく気づかせてくれました。
それを受け入れてどう行動するかが学ぶことだということも。

そして言外に伝えてきます。

樺沢氏
樺沢氏

結局、学びも人生も「自分の意識の持ち方」が大事で、行動と日々の積み重ねが大事、魔法のように楽できることなんてないよ。

でも自分に積み重ね(知識)がなくても、行動して、他人の積み重ね(知識)を学ぶ(真似る)ことで何倍も効率よくレベルアップはできる

そのやり方は教えてあげるから、やってみてね!

、と。(あくまで私に聞こえた幻聴です)

それに精神科医の方が書いた書籍ゆえなのでしょうか、その伝え方が上からではなく、より対等に近い目線からの言葉だと感じられたからこそ言葉をストンと受け入れられ、

「よし、行動してみよう」と、素直に思わせられましたね。
私にとって必要なことが網羅的に詰まったとても良い書籍でした。

実行した結果がどうなったかということもいずれ記事にしなきゃ。

以上、「予想外の内容だった樺沢紫苑氏の「インプット大全」記事」でした
ではまた次の記事でお会いしましょう(^ ^)/

ちゃんとアウトプットすっぞ!( ;∀;)

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